国旗と国章


上記は現在のコスタリカ国旗。

このデザインが作られたのは1848年9月29日、コスタリカが共和国として成り立った最初の政府の大統領夫人によってデザインされました。

コスタリカがスペインから独立したのは、1821年9月15日です。しかし、独立後も、中米連邦政府の一国であったりと、いわゆるコスタリカ共和国が成立したのは、独立後、25年以上経ってからでした。

国旗を作るにあたっての、当時の一番の目標は、世界のどこにいても、コスタリカ国旗を持つことによって、コスタリカ人である目印にしよう、ということであったようです。
初代共和国大統領の、ホセ・マリア・カストロ・マドリスの夫人、パシフィカ・フェルナンデスがフランスの国旗にヒントを得て、5本のラインからなる3色旗をデザインしたようです。
国旗が現在のデザインになったのは、1906年ですが、色の組み合わせなど、基本的なデザインは、1848年に作られました。現在のデザインでは、青、白、赤、白、青の組み合わせで、青と白のラインの太さが、赤の半分になるよう、デザインされています。

こちらの国旗が、1848年に作られた旗で、各色のラインは同じ太さ、中央の赤のラインからはみ出るように、国章が記されているのが現在との大きな違いです。

こちらが、現在の公式な、コスタリカ国旗です。
先ほどの古い国旗と比べると、赤のラインが太くなり、国章が中央の赤ラインの中に収まり、更に真ん中より左端に収まっているのが分かります。
この旗は、コスタリカのお土産屋さんで売られているので、誰でも手に入れることが出来ます。
実際には、この国章入りの国旗は、政府機関が公の場でのみ掲揚することが出来るように、法律で定められています。
コスタリカの国旗の色ですが、
両サイドの青・・・コスタリカの自由な空の色
2本の白・・・平和の象徴
中央の赤・・・これは時代とともに意味が変わってきているようです。

現在は国を愛する赤、平和を守る血の色、軍隊を持たない平和国家というイメージから、国民が国を愛する色、と説明される事が多いのですが、この旗が作られた1848年は、赤色は経済的な力の象徴の色であり、コスタリカが経済的に豊かな国になるような願いを込められたようです。

この国旗に付いている国章について説明をします。

船が浮かんでいる青い部分は、カリブ海と太平洋を表しています。
カリブ海から太陽が昇っています。

白い7つの星はコスタリカにある7つの県を表します。

中央の3つの山は、グアナカステ山脈、中央山脈、タラマンカ山脈の3つの山系を表しています。1848年時の紋章には煙はありませんでしたが、1998年に当時の大統領であったフィゲーレス大統領によって煙が描かれ、コスタリカの3つの火山とも言われるようになりました。

国章の両サイドを囲う枠に入っている点々ですが、これは、コスタリカコーヒーを表しています。
海と山に覆われた、自然豊かなコスタリカ、そして名産品であるコーヒーもしっかり国章に収まっています。

コスタリカに来られた際には、是非、国旗も注目してみてください。

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