モルディブ その1

2025/02/05

今回の渡航先はモルディブ。

モルディブはアジアで最も国土面積が小さい国。1,192の島から形成されている。その内の159島がリゾート島になっている様子。

リゾート島とは1つの島に1つのホテルがあり、オールインクルーシブのサービスを受けながら、シュノーケリングなどのマリンスポーツを楽しみ、のんびりノホホンと過ごす島の事。

日本においてモルディブは、新婚旅行で行くイメージが強い。

確かに成田を出発したシンガポール経由モルディブ行きの機内には、

「私達、新婚旅行でモルディブに行くんですぅ!ラブラブなんですぅ!」

という雰囲気を1mmも隠さずに、軟体動物のようにクネクネしたツガイが多く見受けられた。

うんうん、わかるわかる、理解理解。

新婚時は愛だとか恋だとか楽しい時期だろう。私もそういう時間を過ごしたものだ。

しかしオジサンの私は声を大にして言いたい。

「最初だけだって……」

声を大にして言いたいが、決して声には出さずに心の中でボソッと呟く。

いや、いつまでも仲が良い夫婦もいるだろう。実際、私の知人には、ずっと良い夫婦は存在する。

しかし、そうでない夫婦との割合は半々くらいな気がする。

子供も大きくなり、もうお互いに興味が無くなり、一緒にいるのが苦痛。離婚するのが面倒だから現状維持という夫婦は、実は多く存在していると思われる。

時が過ぎれば夫はATMとしか見られず、家を出る時は右手に定期券と左手にはゴミ袋。

そして定年近くになり利用価値が無くなると離婚を突き付けられる。それまで妻に財産を管理させていたが、気が付くと上手に財産は全て奪われており、一文無しに近い状態にて1人で独身生活を送る事になる。

そんな未来が私には想像できるのだ。それは想像じゃなくて、私の実体験だったりするとかしないとか。

そんな新婚さんを生暖かい目で見守る、想像する余計なお世話の私でした。

モルディブに戻します。

機内には、もうすぐ到着の旨を知らせるアナウンスが流れる。

眼下に広がる海を見た私の感想は、

「これは凄いな。」

 

 

 

つづく。

 

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